保険について

双子妊娠ときいて、素直にうれしい!と思う方もたくさんいると思うのですが、

私はお腹の赤ちゃんがふたり、と聞いてまず不安を覚えました。

体力的にも、経済的にも、育てられるのか?

保育園に預けたとしても、かわるがわる熱を出されたりしたら、

いまでも大変な完全共働きが成り立つのか?

そういった先々の不安もありますし、ベビー用品の揃えなおしや医療費など、

目の前で飛んでいくお金の問題も…

 

双子妊娠は、病院にもよりますが管理入院も多く、帝王切開がメジャーで、

全く医療保険に入っていない自分はそうなると完全に持ち出し費用が嵩む…

まだ入院・手術とはっきり言われていない今のうちに、入れる保険を探そう!と

双子妊娠発覚翌日には調べ始めました(笑)

普通の生命・医療保険だと、今回妊娠中は保障除外となってしまい、

妊娠専用の保険も大抵多胎妊娠NGで、入れません。

双子ママがブログで紹介されていることが多いのがコープ共済

coopkyosai.coop

妊娠中でも入れることが大きな売りのようです。

近くの生協に行って確認しましたが、多胎だというだけなら普通に加入でき、

妊娠中の入院も保障の範囲内になるとのこと。

すぐにたすけあいとあいぷらすに満額加入しました。

月々4,000円+3,000円弱(年齢による)=約7,000円の支払いで、

入院一日あたり13,000円+10,000円=23,000円。

妊娠3か月から加入で、出産まで8カ月分支払ったとしても、

3日の入院で元が取れる…!

つわりなどで投薬があったり入院になったりすると加入できないかもしれないし、

ケチらずさっさと加入しました。

ついでに安定期に入った後、県民共済でも妊娠中の加入が可能(ただし、

今回妊娠時の帝王切開については手術保障は出ない)ということに気づいたので、

加入を検討しています。

ただ、病気入院(保険診療)のみで、自費になる通常分娩の入院などは適応外。

現時点でマイナートラブルは諸々あっても大きなトラブルなく過ごせているので、

管理入院や分娩時の入院のどこまでが保険適応でどこから自費なのか、

次回通院時に確認してから、入るかどうか決めようと思っています。

都道府県によって方針は違うかもしれませんが、参考までに。

 

職場へのカミングアウトについて

きっと働いているママに共通の悩み。

いつ職場に言うのか。

言うにしても、最初は上司など少数だけに言うのか、全体にはいつ?などなど、

悩みどころはたくさん…

 

理想としては安定期入るころに、だったのですが、

双子だと健診の回数が多くなるので、お休みを頻回にとらないといけないことと、

私の働いているところは妊娠中健診のために休む場合は、

有給が消費されない休みがもらえるということだったので、

母子手帳をもらってすぐに上司に報告しました。

同じ部署のメンバーにはやはり休む都合上すぐに報告しましたが、

それ以外の同僚の皆さんには安定期に入ってからとその時点では思っていました。

つわりもこんにゃくゼリーをつまみつつ、いつも通りのふりをして、

なんとか耐えていたのです。

が、結局のところ、休みが多いことも目に付いただろうとは思うのですが、

そもそも12週頃からお腹が目立ってくるようになり、

あっという間に隠す気にすらなくならないくらいになりました。

 

NIPTを受けたのが11週、結果説明が13週だったので、

結果が出るまでは知られたくない、というのが正直なところでしたが、

思ったようにはいかないものです…

初産の場合はもう少し目立つ時期が遅いかもしれませんが、

誰かが悩むときの参考になれば。

妊娠4カ月までで困ったこと

・つわり

ひとりめ妊娠中は主に食べづわり。

今回は食べづわり+吐かないけどずっとムカムカ。

最初はやたら揚げ物食べたかったのに、後半は無理。

ひどいときはスーパーの食料品売り場を通って食べ物が目に入るだけで吐き気。

なのに吐かないので体重は減らず…

特に水分のにおいが何故かだめでなかなか飲めず、

それが便秘を悪化させたと思われる…

12週を超えたくらいから割と楽になったものの、タバコや上の子のよだれなど、

一部の強いにおいは未だに気持ちが悪くなります。

指くわえてよだれまみれでギャン泣きしてるときは近づけない…ごめんね我が子💦

 

・便秘

もともと便通が良い方ではないけれど、1週間出なかったり、つらくなってきて

3か月になったころから酸化マグネシウム内服。

毎日4-6錠飲んでようやく2日に1回出るかな?程度ですが、硬くないだけ楽!

オリゴ糖をとってみたり、サツマイモやオートミールなど食物繊維をとってみたり、

いろいろしたけれどこれといって覿面に効いた感じのものはなかった…

でもつわりが落ち着いて水分がとれるようになってから改善したので、

やはり水分を摂るのは大事なんだということを実感。

 

坐骨神経痛

最初は尾てい骨のあたり痛いなぁ程度から、徐々にお尻~足までしびれる痛みに。

フィットーキープ(妊娠4か月の記事参照)でましになるもまだまだこれから感…

 

・頭痛

もともと片頭痛もちですが、片頭痛とは違うどんよりした頭痛がかなり頻回。

(逆に、片頭痛は妊娠してから楽)

我慢できない、生活ができないというわけではないけれど、しんどい。

特に午後から多いかもということにだんだん気づいてきました。

双子はリスクが高いので、妊娠高血圧!?と思って職場で血圧を測ってみても、

むしろ100を超えることのない低血圧…

むしろ血圧が低い中座ったり立ったりしていることや、疲れが原因?

カロナール飲んでいいとは言われつつ、飲まずに様子みてます。

 

・尿漏れ

こんなに早い時期から??と思うのですが…

4カ月の後半に花粉症シーズンに突入したら、大きいくしゃみをしたときにちょっと。

くしゃみが多いため気になって、パンティライナーから尿漏れパッドに変えました。

5ccとかの安いやつでも、全然違います。

幅があるので下着が濡れてないかな!?とそわそわしなくてよくなりました。

衛生上、こまめに変えた方が良いと思うので、安いので済むのは助かる!

 

・疲れやすい

階段で軽い息切れ、夕方から夜は怠くて動けない、などなど、

普段はもちろんひとりめ妊娠時には全くなかった症状たち。

単純に自分が歳を取ったということもあるでしょうが、何とも言えず、

自分の身体が思うように動かない、というのは、ストレスだな、と感じる日々。

 

双子に安定期はないと言いますが、これから楽になるのか、ひどくなるのか、

不安と期待を同じくらい抱えて妊娠中期へ…

妊娠4か月

10週くらいから少しずつつわりが良くなって、日によってムラはあるものの、

だいぶムカムカしている時間が減ってきました。

それと反比例するように尾てい骨まわりの痛みがだんだん悪化し、

ついには足までしびれて自分でも坐骨神経痛だろうなとわかるレベルに…

骨盤ベルトを締めてみたもののさほど良い感じもせず、特に夕方以降に悪化し、

なんなら身動きが取れないくらいになるもので、必死に対応策を調べていました。

どうしても骨盤ベルトはずれてきてしまうし、

特にズボンの脱ぎ履きが大変だなと思っていたところへ見つけたのがこれで、

骨盤ベルトのフィットキープ2(Fitkeep) | CLOVERC ONLINE SHOP

高かったので躊躇しましたが買ってみたところ、だいぶ楽になりました。

ずれてこないのがやはり大きい!またの部分の縫い代が厚く、硬いので、

少し痛いものの、ずれてくるベルトを直し、それでもあまり良くなっている気がしない

いうひどい状況からは救われました。

ワンサイズ大きいものも買いたいけど高いんだよな…どうしようかな…と悩み中。

下着の上にこれをはいて、その上からフィットキープをつけています。

www.uniqlo.com

お腹が冷えず、締め付けもなく、とても快適。

ひとりめのときに使っていて、商品名は変わっていましたが、今回また買いました。

 

初期の検査の結果からは、早産のリスクは高くなりそうだね!ということでしたが、

一応管理入院グッズの用意を始めました。

まだ早い気はしつつ、いまの時点でこんなに大変なら今後いつ動けなくなるか…

地方であまりお店もないし、移動は車必須だし…

ということで、先輩双子ママたちのブログなどいろいろ参考にしつつ、

持ち物リストを作り、なんとなく準備できたものから詰めています。

 

妊娠前の体重が曖昧なのですが、3カ月の時点から1kg増えました…

おなかの出方もなかなかで、子宮は下の方にあるはずなのに胃から出てる感じ…

体重増加怒られる!と思って、14週6日の健診で先手を打って

「体重が増えちゃって怒られるかなと思いながら来ました…」と正直に言ったら

「まあ1kgだからね…」と強く言われずに終わりました。

体重指導を受ける夢までみたビビりです(笑)

子宮底長14cm、腹囲73cm

余談ながらこれで73cmってメタボ基準どんだけ緩いん?って思ったり。

 

そして花粉症の季節がやってきて、例年にない症状のひどさにロラタジンを

飲んでいますが鼻づまりひどい…

妊娠のせいなのか、今年は花粉が多いのか、前途多難です。

 

NIPT

今回双子妊娠がわかって、受けることにしたNIPT。

もともとは、どんな子でも自分たちのところにせっかく来てくれたんだし、

いわゆる「命の選別」はあまり賛成できないタイプですが…

自分自身が35歳を過ぎていて、いろいろリスクの高い双子妊娠。

妊娠中も自分とベビーの健康リスクは高く、子育ての労力と費用も

当然ひとりのときより大きくなるでしょう。

かつ、いまは上の子がいる。

一卵性双生児ということは、ふたりとも健常児か、ふたりとも障害児か、の

可能性が高いわけで、ふたりとも障害児だった場合を想定する必要があります。

普通に飲んで寝ることができる子ならまだいい、経管栄養や人工呼吸が必要だったら?

手術を繰り返さないといけない、長く入院しないといけない病気だったら?

上の子の子育ても、仕事もままならず、経済的にも家庭としても自分のメンタルも

崩壊するかもしれない。

産む・産まないの選択はさておき、異常があると知っていれば気持ちも、環境も

少しは準備できるはずだし、と夫婦でよく相談したうえで、

NIPTでわかる3疾患だけでも、調べてみようと決めました。

こちらのサイトに一覧である、きちんと認証された施設で、予約をしていきましたが、

jams-prenatal.jpとてもわかりやすく説明していただき、わかること、検査の限界などもきちんと

確認していただいて、安心して検査を受けることができました。

初日は産婦人科・遺伝の専門の先生・遺伝カウンセラーさんとの面談と、検査。

面談が始まるときには、つわりや体調の心配をしてくださり、

何かあればすぐに声をかけてくださいね、と前置きをして始めてくださいました。

検査自体は普通の採血だけで、大したことはなく、2週間ちょっと後に結果説明。

費用は合計で20万くらい。

自分で選択できて、アメリカで検査するものと、国内で検査するものがありました。

精度は変わらないそうですが、それぞれ、検査にかかる期間や、採血量、

陽性だった場合の対応などが違っていて、お値段も変わります。

私たちの選んだのは高い方。高い代わりに、陽性だったときの追加検査費用なしです。

職員の方は、結構選択に時間がかかる方が多いですがお時間いりますか?

と笑っていましたが、少し高くても安心を買いました。

約2週間後に検査結果説明。

前回担当してくださった先生がとても説明が丁寧で分かりやすく、物腰やわらかで、

素敵な先生だったので、同じだといいなぁと思っていたら、同じ先生でした。

良かった!

席について、こちらをまっすぐみたあとに、では結果をお話ししますね、と

机の上に伏せて置いてあった結果の用紙を裏返して見せられて…

「陰性でした。前回説明したように、陰性だった場合の的中率はとても高いので、

まず安心と思って良い結果です。良かったですね。

結果を待っている間、不安でしたよね。大丈夫でしたか?」

と笑顔で言ってくださいました。

配慮がとてもうれしい。陰性だと信じたい気持ちと、陽性だったら…という思いと、

その可能性を考えないようにしながらそわそわしていました。

陰性だったことで、ようやく地に足がついた感じ。

ベビーが来てくれたのを喜んでいなかったわけではないのですが、

やはり不安があって、大丈夫だろうかと思う大きい要素にこの検査の結果はあって、

やっと純粋に、出産に気持ちを向けられる気がしました。

 

陽性だったらまた感じたことは違うと思いますが…

今回、初めてNIPTを受けてみて、

先生方にもしっかりと医学的・精神的なサポートをいただいた上で、

きちんと子どもを育てることについて考えることができました。

インターネットでみていると、施設によっては結果用紙を郵送されて終わりとか、

結果の解釈の仕方さえわからないとか、却って不安になるようなものもあるようです。

せっかく受けるのであれば、きちんと指針に則って遺伝カウンセラーさんと

お話ができる、専門の施設に行った方がよいと思います。

お話慣れしていて、妊婦ならではの不安に寄り添ってくれ、本当に安心でした。

ただでさえ不安な検査なので、少しでもこれから受ける方の参考になれば幸いです。

 

妊娠3か月

つわりがかなり早くから始まり、空腹でも気持ち悪い、食べたら食べたで気持ち悪い。

吐いた方が楽になれそうなのに吐けない…

何よりお茶などのにおいが気持ち悪く、水分をとるにもとりたくない。

試行錯誤しながら、最終的にはグレープフルーツジュースの炭酸割と、

ソーダバーが自分には合っていました。

吐かないから、体重も、増えないけど、減らない…

体重を増やすまいとこんにゃくゼリーとお友達でしたが、飽きた…

便秘もつらくなり、薬を出してもらってなんとか。

後半には尾てい骨横が痛くなってきて、

いろいろしんどいのは双子だから?それともたまたま?

 

ひとりめを産んだかかりつけのクリニックから紹介され、

総合病院にかかることになりました。

本当はもう少し近い病院もあったのですが、そちらは20週から毎週健診、

30週から管理入院です、と言われたので、何もなければ2週間ごとの健診、

管理入院は34週からの病院へ。

病院により管理方針がいろいろとはきいていましたが、実際きいてみるの大事…!

電話してみたらどちらも産婦人科外来に電話を回され、看護師さん?助産師さん?が

丁寧に教えてくれて、お話をきいたうえで納得して選べたので良かったです。

でも本当は、美味しいごはんと至れり尽くせりケアなクリニックでのお産が良かったな;

welcome

1人目が大きくなって、そろそろ…と思っていたタイミングで

今回は不妊治療なく妊娠反応陽性。

妊娠反応陽性になる前から、むかむか感、寒気など、兆候があり…

 

早期妊娠検査薬で陽性が出てから2週間後、受診したところ、

「あれ、ふたりみえますねぇ…」

ひとつの胎嚢の中に胎芽がふたつ。

一卵性の双子ちゃんでした。

双子妊娠の大変さ、経済的な問題、共働きフルタイムが続けられるのか?など

不安が大きく素直に喜べなかったのがとても申し訳ない…

ごめんねベビーたち。

頑張ろうね。